港内での大型船の離着岸を援助し、入出港をサポートするのがタグボート（曳船）です。

狭い港内においては、大型船は安全のために速力を極端におとして操船しますが、速力をおとすと舵の効きが急激に悪くなり操船が思う様にできなくなります。そこでタグボートの曳索を本船の船首や船尾にとり、本船のブリッジからの指示で船を押したり引いたりして、前進、後進、横移動など、入港から着岸まで本船の動きを援助します。タグボートは本船のエンジンや舵の代わりとして使われますので操船が自由自在にできる能力があります。

港内での大型船の離着岸を援助し、入出港をサポートするのがタグボート（曳船）です。

港湾内で自由に動くことができない大型船は、「高馬力で小回りができる」性能をもつタグボート、船長・水先人(パイロット)の指示により、安全迅速に離接岸するサポートを行っています。港において欠かせない存在です。

ハーバータグは船舶火災のための消火装置を装備し、流出油防除のための処理剤散布やオイルフェンス展張の機能を有しています。

日立港区では2017年に東京ガスLNG基地が設立され、「危険物積載船」に分類されるLNG船やLPG船の荷役を行う際には終始「警戒船」を配備しています。

内航資格船を有する3600馬力の曳船により、機関故障などのトラブルによる航行不能船舶の救助、また自走出来ない起重機船・台船・フローティングドック・クレーン船をはじめケーソン曳航・据付等の海洋工事等を安全確実な技術で支援しています。

東日本地区を中心に、近年は西日本方面への作業を行っております。